阪急交通社の夏休み旅行予約トレンド、台湾が倍増、国内は「日本のマチュピチュ」竹田城跡が急伸

阪急交通社が今年の夏休みの予約状況を発表した。海外旅行は、ヨーロッパが前年並みを維持。米国は対前年同期比120%、カナダは同150%と前年を大きく上回り、遠距離方面が好調だ。羽田便の新設で都心からの利便性が向上したことや地方空港から羽田経由の参加者が増えたことなどがその理由。アジアは中国・韓国が依然低水準だが、台湾が好調で同210%となっている。

国内旅行は、世界遺産登録が決定した富岡製糸場や昨年世界文化遺産に登録された富士山、日本の「マチュピチュ」と言われる竹田城跡など、話題の地に人気が集中。エリア別では北海道が前年並みだが、昨年に続き「釧路長期滞在」が前年実績を超過。ほか、関東130%、近畿120%、四国115%、九州120%、沖縄160%といずれも前年を超えている。国内旅行は、お盆の時期の対前年同期比でも130%の推移となっている。

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