ANA6月実績、国際線10%増、北米・ホノルル線18%増、羽田路線拡大で

全日空(NH)が発表した2014年6月の旅客輸送実績によると、2014年3月から羽田国際路線が増えたことにより、国際線旅客数は前年比10.9%増の55万6,544人となった。4月と5月の増加率よりは低いものの、引き続き前年を上回る結果を残した。有効座席キロは同20.8%増。有償旅客キロも同14.2%増と増加した。利用率は70.7%。

方面別の実績を見ると、全方面で供給、需要とも増加した。北米/ホノルル方面の旅客数は同18.2%増の14万1,461人で利用率79.2%、ヨーロッパ方面の旅客数は同6.2%増の5万5,894人で利用率65.4%、アジア方面の旅客数は同9.0%増の35万9,189で利用率65.1%。

国内線の旅客数は同0.6%増の307万5,460人。有効座席キロは同3.9%減となったものの、有償旅客キロは1.1%増となり、利用率は59.5%%と前月の60.6%を下回り、再び6割台を切る結果となった。

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