LCC3社の2014年お盆期間実績、台風の影響も国内線で高い利用率、バニラ国際線は90%超え

国内LCC3社のお盆期間(8月8日〜17日)の利用実績がまとまった。それによると、国内線ではピーチ・アビエーション(MM)、ジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)とも台風11号の影響を受けたものの、高い利用率を記録。MMとGKは前年と比べると路線網拡大しているため提供座席数が大幅増、旅客数も大きく伸ばた。

国内線では、ピーチ・アビエーションは、前年同期比16.2%増となる9万5400席を提供。旅客数は同10.1%増の8万4639人となり、利用率は88.7%となった。ジェットスターは、同26.4%増の15万9300席を提供し、旅客数は同24.8%増の13万5168人。利用約率は前年の86.2%から85.1%に若干下がった。また、はじめてお盆期間を迎えたバニラエア(JW)は、提供座席数3万4040席に対して、旅客数は3万1631人となり、利用率92.9%と高い数字を残した。3社とも台風11号の影響を受け、8月8日から10日かけては利用率を下げる結果となった。

期間中のピーク日については、ピーチでは下りが8月11日と13日で利用率93.2%、上りが8月16日で利用率95.0%。ジェットスターでは下りが8月11日でリウ率92.6%、上りが8月17日で利用率93.8%。バニラエアでは成田発が8月9日で予約率98.5%、成田着が8月15日、16日、17日でいずも利用率97.6%を記録した。

国際線の利用実績は、ピーチが提供座席数3万1320席(同45%増)に対して、旅客数は2万7988人(同40.7%増)。利用率は89.4%となった。ピーク日は下りが8月11日で利用率95.8%、上りが8月17日で利用率92.7%。バニラエアでは、提供座席数1万4400席に対して、旅客数は1万3203人。利用率は91.7%。ピーク日は成田発が8月8日で利用率98.9%、成田着が8月16日で予約率98.8%。

(トラベルボイス編集部)

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