「韓日観光交流拡大シンポジウム」ソウルで8月29日開催、韓国観光公社とJNTOの協力で

韓国観光公社は、日本政府観光局(JNTO)との協力で"ALL JAPAN"、"ALL KOREA"で総計350 人が参加予定の「韓日観光交流拡大シンポジウム」を8月29日に韓国ソウルで開催する。2015年に日韓両国が国交正常化50 周年を迎えることから、更なる友好交流の拡大、人的交流活性化を図ることが目的。日韓両国の関係省庁、旅行業界、自治体、経済団体などが参加する。

今回のシンポジウムの主題は「韓日人的交流700 万人時代のための提言」。日韓観光交流拡大のための方案や、観光マーケティング、地方観光活性化の方案などの提言や、両国関係機関や旅行業界や経済団体等の代表者がそれぞれの施策を発表する予定だ。また、日韓共同で観光交流活性化のための意見交換を行う。こうしたイベントで、韓国観光公社は日韓両国の旅行業界、航空業界、経済団体との緊密な協力関係を構築し、韓国と日本の相互交流700万人達成に寄与するものと期待している。

2013年の日本への韓国人入国者数は前年のマイナスからプラスに転じたものの、韓国への日本人入国者数は大幅に減少している。その後も、回復が鈍い状況で、韓国観光公社は「両国間の相互交流活性化を図るためには、日本人観光客の訪韓需要の喚起はもちろんのこと、多方面での協力関係強化が必要不可欠である」としている。

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