キャセイパシフィック航空（CX)は、機内での一部電子機器について使用可能時間を緩和する。香港民間航空局（HKCAD）の携帯用電子機器使用の規制方針の改正に伴うもので、2014年9月15日の7時55分香港発大阪行きのCX592便から適用。全便で一部の電子機器は離着陸時も使用可能となる。

キャセイパシフィック航空によると、スマートフォンを含む携帯電話の利用時は機内モードなどの電波を発しない状態に設定が必要。Wi-FiとBluetooth 機能を無効にする必要がある。離着陸時には電子機器の電源コンセント利用はできない。

今回から機内で使用制限緩和が適用される携帯用電子機器は以下のとおり。

• ·携帯電話（iPhoneなどのスマートフォンを含む）、タブレット端末、iPad、電子書籍、PDA
•  電子ゲーム機
•  MP3/MP4、音声録音機、オーディオ・ヘッドセット、iPodなどのメディアプレイヤー
•  小型カメラ・ビデオカメラ機器（デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ビデオプレーヤーなど）

なお、ノートパソコンなどの大型の電子機器類については、これまでと同様に離発着時には電源を切った状態で座席の下、または備付けの荷物入れに収納する必要がある。機内に預入れる場合は、すべての電子機器類でチェックイン時にあらかじめ主電源をオフ状態にする。