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22歳なら100か所の温泉が無料になる「お湯マジ!」、リクルートと大分県が若者層需要創出で開催

リクルートライフスタイル「じゃらんリサーチセンター」は、若年層需要創出プロジェクトで新たに「温泉」テーマに加える。初年度となる今年は、22歳を対象に、日帰り温泉入浴料が無料になる企画「お湯マジ!22 〜ONSEN MAGIC〜」として大分県と共同で展開。会員登録をした22歳の若者は、大分県内100カ所の温泉施設・宿の日帰り温泉入浴が何回利用しても無料となる。22歳という年齢は大学4年生が多く、卒業旅行のタイミングに実施することで将来の地域リピーターにつなげていくことが狙いだ。

リクルートライフスタイルでは、これまで「スキー」「ゴルフ」「サッカー」などの分野で若年層の需要創出のために、各分野の体験を対象年齢の若者に対して無料にする「マジ」シリーズを展開している。今回の取組みもその一環で、同社は22歳の若者が温泉を体験するきっかけをつくり、リピーターへ繋げ「温泉地の未来需要を創出する」としている。

同社は、国内観光地へのリピート要因を分析する「リピーター追跡調査」を実施。それよると、初回訪問時の年齢が18〜24歳である場合に「温泉や宿を次回も楽しみたい欲求」があることが地域リピーターに繋がるという結果がでたという。こうしたことから、相対的な来訪者数や売上増加の鍵となるリピーターを増やすための施策として実施する。

「お湯マジ!22」会員登録の受付は、2014年10月6日に開始。実施概要は以下の通り。


(トラベルボイス編集部)