じゃらん、バリアフリーの旅を別冊で販売、車イスから自力歩行可能な人まで幅広い対象で

国内旅行予約の「じゃらん」は、車イスや杖を使用する人・足腰に不安のある人が国内旅行を楽しめるよう、バリアフリーに関する情報を集めた旅行誌『じゃらん 車イス・足腰が不安な方の バリアフリー旅』をまとめた。福祉関連団体からの協力を得て情報を編纂。セブン&アイ・ホールディングスとのコラボレーションにより、全国のセブン-イレブン店舗またはセブンネットショッピングで2014年10月11日から販売する。

同社は、近年の宿泊予約サイト「じゃらんnet」のキーワード検索で「バリアフリー」の検索回数が増加傾向にあるなど、バリアフリーに対応した宿情報のニーズが増える一方、宿泊施設側においても受け入れ態勢を整える動きが出ていることから、創刊以来24年間で初めてバリアフリーをテーマにした旅行誌の発行を決めたという。

ターゲットは、車イスや杖を使用したり、足腰に不安のある人を家族を持つ30〜50代。車イスで利用可能なバリアフリーな観光地・宿泊施設から、一部段差はあっても多少の介助があれば自力歩行が可能な人向けの情報まで幅広く掲載。障害や介助の状況により利用できる。掲載エリアは首都圏を中心に、北海道・沖縄を除く全国を対象とし、2014-2015の年間保存版とする。

「人に優しい旅館&ホテル」特集では、館内の段差状況、客室仕様、大浴場の手すり・高座イスの有無、食事処などをデータ欄に掲載。全115軒を紹介している。特集「全国人気観光地12エリアのおすすめ旅プラン」では、箱根・伊豆・日光・伊勢・京都・出雲・松山・大分など人気観光地の凹凸の少ない観光コースを掲載。駐車場、車イス対応トイレなど、バリアフリーMAP付きコースガイドが付く。

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