KNT-CT、国内・海外とも前年割れ、クラブツーリズム海外は2ケタ増 -2014年8月実績

KNT-CTホールディングスの2014年8月の取扱額は、海外旅行が前年比3.0%減の179億7784万円、国内旅行が9.3%減の344億2928万円となり、総額で6.7%減の541億129万円と前年を下回った。外国人旅行は33.4%増の9億7936万円。

海外旅行は一般団体が9.8%減、学生団体も3.1%減となり、団体合計で5.7%減。企画旅行はホリデイが低価格帯の商品を縮小し、ラインナップを絞る方針の影響で40.2%減の34億8691万円と大きく減少。一方でその他海外企画が74.9%増の3億1342万円、クラブツーリズムの海外商品は25.4%増の52億2412万円、個人手配が20.1%増の49億4931万円と好調に推移した。クラブツーリズムは特に、ダイヤモンド・プリンセスのチャータークルーズが奏功したという。

国内旅行は、団体旅行が学生団体で6.6%増の24億1700万円と上回ったものの、一般団体が35.4%減の20億1389万円と振るわず、国内団体合計で17.7%減の44億3090万円と低迷。企画商品は自社企画のメイトは好調だった関西・中国四国を含め全般的に伸び悩み、2ケタ減。クラブツーリズムは0.7%減の116億6845万円で、ほぼ前年並みを維持した。台風や豪雨などの長雨の影響でバス旅行部門が前年を下回ったが、スケッチや写真撮影などのテーマ旅行部門は6.4%増と好調な推移だった。

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