セーバーが立教大学からインターン受入れ、米国では学生のアプリ開発コンペも

旅行サプライヤーや旅行会社向けシステムソリューションを提供するセーバートラベルネットワーク(セーバー)日本支社は、2014年9月に大学生を対象としたインターンシッププログラムを実施した。今年参加したのは立教大学の学生4名で、所属は文学部、異文化コミュニケーション学部、観光学部。日本支社でのインターン生受け入れは昨年に引き続き2回めとなる。

2週間にわたって行われたプログラムの内容は、自社紹介やGDS(Global Distribution System、各種旅行関連商材の予約・発券システムの総称)を中心とした自社業務のレクチャーなどに加え、エアラインや旅行会社に協力を得て整備工場見学やオフィス訪問、自社システム使用する現場業務見学など多岐にわたった。

米国セーバーでは、毎年多数のインターン生を受け入れているほか、2014年8月には初の自社ハッカソンイベント 「Sabre Dev Studio Hackathon」も開催。そこでは24時間以内にSabre APIを使ったアプリを開発するコンペを行った。

ハッカソンとは「ハック」と「マラソン」を掛け合わせた造語で、近年IT業界で流行しているイベント。通常はプログラマーやデザイナー、プロジェ クトマネージャー役などが集って複数のチームを組み、数時間または数日といった期限のなかで集中的にアイデア出しから製品開発までを競う。

セイバーでは、学生にとって旅行業界といえばイコール接客業の印象が強いが、インターンシップを通じてIT企業はもとよりさまざまな職種が関係していることを体験し、トラベルテクノロジーに触れる機会を提供。BtoB分野を含む旅行関連業界全体への理解と活性化を促進したいとしている。

(トラベルボイス編集部)


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