JAL、スマートウォッチとiBeacon活用で「最高イニシアチブ賞」を受賞、FTEグローバル2014

日本航空(JL)は、PPS Publicationsが運営するFuture Travel Experience(FTE)のアワード「FTEグローバル2014」において、「ベスト・イニシアチブ・アット・ゲイト(Best Initiative at the Gate Award)」を受賞した。

FTEグローバルとは、旅客サービスなどの改善や向上を目的に空港・航空関係関連事業者を中心として開催される世界的なフォーラム。今回の賞は搭乗エリアにおいてもっとも優れたサービス向上に取り組んだ航空会社に授与されるもので、2014年7月に実施した「iBeacon & スマートウォッチを活用した空港旅客業務の先進化の取り組み」の成果が認められた。同社の受賞は昨年の「ベスト・ユース・オブ・モバイル・テクノロジー賞(BEST USE OF MOBILE TECHNOLOGY AWARD)」に引き続き2年連続となる。

受賞にあたって評価されたポイントは以下のとおり。

  1.   チャレンジ精神をもって、先進テクノロジーを活用した空港旅客サービスの向上を推進。
  2. iBeacon の位置情報検知機能を有効に活用することにより、搭乗ゲートの JAL スタッフの配置状況の把握が可能となり、効率的な配置を実現すると共に、お客さまのご要望にスピーディーに対応できるようにした。
  3. スマートウォッチの機能を活用し、JAL 便の運航状況や、鉄道・バスなどの空港アクセスの運行状況などの情報を入手することにより、お客さまへのスピーディーな情報提供が可能となり、サービスの向上を実現した。

受賞にあたりJALでは、今後も「チャレンジJAL」宣言のもと、最高のサービスを目指して先進的なテクノロジーの活用と価値創造に挑戦していきたいとしている。


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