世界大手旅行比較サイトで月間検索100未満でも行ってみたい「秘境10選」 ―スカイスキャナー

海外旅行検索のスカイスキャナーは、自社サイトで航空便を検索・予約可能な「秘境への旅」10選を発表した。同社は、昨年のフライト予約が5万8000件を超え、世界的な成長を見せる旅行比較サイト。そのサイト内での月間の検索が100に満たない(2014年9月)ものの、一生に一度は見たい絶景や動物、独特の文化・風習が守られている場所として同社が厳選した。  *右図は10選に含まれる「ボラボラ島」の写真。
10選では、秘境を訪れるポイントや、お勧めシーズン、見学のコツなども紹介している。スカイスキャナーが厳選した秘境10選は以下のとおり。


▼秘境ツアー10選

 

  • ナミブ砂漠(ナミビア)  利用空港:ウィントフークホセア・クタコ国際国際(WDH)

世界で最も古い砂漠で、砂粒が細かいことから波打ったような美しい模様を見ることができる。砂の地平線からの日の出がみれる「デューン45」や「デッドフレイ(死の谷)」もビューポイントとして有名。現地の空港から、レンタカーまたは現地ツアーで訪れることが可能。

ナミブ砂漠(プレスリリースより)

 

  • ガラパゴス(エクアドル)  利用空港:ガラパゴス諸島

    (GPS)

南米大陸から約1,000km離れたガラパゴス。一年を通じて様々な動植物を観察できる。全島が国立公園に指定され厳重な自然保護に取り組んでおり、世界遺産にも登録。

  • ウスアイア(アルゼンチン)  利用空港:ウスアイア

    (USH)

南米大陸の最南端に位置する“南極に一番近い町。推奨シーズンは11月~3月で、1,000km先の南極へ向かうクルーズ船が出航。船上から氷の世界を眺めるだけでなくいくつかのポイントで上陸も可能。

  • スタヴァンゲル(ノルウェー)  利用空港:スタヴァンゲル(

    SVG

夏休みの避暑にお勧め。断崖絶壁に立ち大自然の造形を満喫できるフィンランドの「リーセフィヨルド」や、600mの切り立った岩の上に立つことができる「プレーケストーレン」(英語名:プルピット・ロック)が絶景スポット。

  • マルタ(マルタ共和国)  利用空港:マルタ

    (MT)/

    ルア・マルタ国際

    (MLA)

ヨーロッパの夏のリゾート地マルタ島。“青の洞門”や沈没船を巡る海中探索が可能なほか、5600年前に造られた世界最古の巨石建造物は世界遺産にも登録。

  • ギエナ高地(ベネズエラ)  利用空港:プエルトオルダス

    (PZO)

17億年前の地層がむき出しになった“テーブルマウンテン”が100以上も点在。見どころは、大きな穴が空いているテーブルマウンテン「サリサリニャーマ」で、何千万年も隔絶されたことによるこの場所だけの珍しい動植物が多く生息している。

  • ボラボラ島(タヒチ)  利用空港:ボラボラ島

    BOB

夏休みのリゾートにお勧め。「水上バンガロー」が充実しているほか、ウミガメが保護されている「タートルサンクチュアリ」やマンタが集まる「マンタポイント」などで海の生き物と触れ合うことも可能。

  • コモド島(インドネシア)  利用空港:ラブハン・バジョ(

    LBJ

テンバサールから国内線に乗り換え、ラブハン・バジョ空港へ。そこから船で、世界遺産・コモド島に到着。マンタやイルカが泳ぐ海でのダイビングや世界最大の大トカゲ「コモドドラゴン」を観察も可能。

  • ラサ(中国・チベット)  利用空港:ラサ・クンガ(

    LXA

チベット仏教の中心地。北京、上海、成都などの主要都市から便が運航。政治と宗教の中枢・ポタラ宮殿は1日の観光客の人数を制限しているため、巡礼者に混じってじっくりと異文化を体験することができる。

  • 武夷山(中国)  利用空港:武夷山(

    WUS

丘陵や山、渓谷が世界遺産に登録されている、山水の名勝地。なかでも9カ所も蛇行して水が流れる「九曲渓」はお勧めで、竹で組んだイカダでのんびりと川下りが楽しめる。

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