中国に「ハローキティ」のアミューズメントパーク、5つ星ホテル併設でMICE施設など複合リゾートに

中国の錦江国際ホテルと浙江銀潤休閑旅遊開発有限公司は、2014年末に中国初となる「ハローキティアミューズメントパーク」とその付設施設である5つ星クラスのリゾートホテル「銀潤錦江度假酒店(Yin Run Jin Jiang Resort Anji)」をオープンする。

中国浙江省の西北部、安吉県に位置する「ハローキティアミューズメントパーク」は、サンリオとのライセンス契約に基づき2011年より共同建設が行われていたもの。総面積60万平方メートルにおよぶ豊かな竹林や自然景観を持つ複合型アミューズメント施設「安吉天使楽園」の中の9.5万平方メートルを占める重要拠点となる見通しだ。

ハローキティアミューズメントパーク上空図(2011年 サンリオによる報道資料より)

併設される「銀潤錦江度假酒店」は、錦江国際ホテルがはじめて手掛けるテーマホテルとなる。ヨーロッパのお城を模した豪華な外観で「ハローキティアミューズメントパーク」を臨む場所に位置し、敷地面積は2.6万平方メートル、客室数は343となる。そのうち43室は「ハローキティ特別ルーム」として室内の備品にハローキティのキャラクターが採用されるほか、350名以上を収容可能な大型会議・宴会場やビジネスセンター、プールなども併設予定としている。

中国では、2015年に上海ディズニーランドがオープンする計画も進行中。上海と杭州という2拠点における大型リゾート観光プロジェクトは今後も注目を浴びそうだ。

(トラベルボイス編集部)

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