関西空港、海外出張の優先レーン利用や空港ポイントを開始、日本初の会費型・法人会員サービスで

関西国際空港では、同空港を利用する海外出張者を対象とした法人サービス「グローバルビジネスクラブ(KIX-ITM Global Business Club)」を開始する。空港が提供する会費型の法人会員制度は、日本で初めて。

サービス内容は、出張前から出国時、帰国時までを総合的にサポートするものとし、会員は同空港の駐車場やエアポートリムジン、ラウンジ、レストラン、免税店などの各種施設を利用する際に優遇を受けられるほか、セキュリティチェック時に優先レーンも利用可能となる。また、「コーポレートポイント」制度を設けて施設利用や搭乗便に応じて企業単位でポイントを積算、保有ポイントをサービス利用割引券などに交換できる以外に、ターミナルビル内での企業広告掲載を最長1年間・無料で可能とする仕組みも提供される見通しだ。クラブ会員は大阪国際空港(伊丹空港)の駐車場や約50店舗でも優待を受けることが可能となる。

年会費はカード発行数に応じて設定されており、200枚発行で20万円、100枚発行で10万円、10枚発行で5万円(いずれも税抜)。サービス開始は2015年4月1日を予定、現在は入会受付中となっている。

「コーポレートポイント」積算の仕組みは以下のとおり。

関西空港による資料より

コーポレートポイントを用いて利用できるおもなサービス内容は以下のとおり。

関西空港による資料より

関西国際空港では、今後も企業と出張者の両方に対して優れたサービス提供を拡大すると同時に、地域の企業の期待に応えていきたいとしている。


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