年末年始の国内旅行、予算5万円未満が約7割、増額したいのは目的地や宿泊先のグレード -JHR

2014〜15年年末年始の国内旅行市場は、不透明な景気動向や消費増税の消費冷え込み影響にもかかわらず、活況となることを予測する調査結果が発表された。ジャパン・ホテル・リート投資法人(JHR)の資産運用会社、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズが、2014~15年の年末年始に国内旅行を予定している首都圏在住の20〜60代の男女520人を対象を実施。結果によると、昨年度の年末年始に国内を旅行した人の90.1%が旅行の予算を「増額する」または「同額程度にする」と回答した。また、調査対象者全体の81.0%が2015年も国内旅行を予定、うち72.5%が2014年と同額以上の予算を想定していると答え、レジャー費用の確保を重視する様子が浮かび上がった。

調べによると、2014〜15年年末年始の旅行予算は4人に1人が5万円以上を確保。旅行者1人当たりの予算は3万円以上5万円未満が26.7%と最も多い価格帯となったが、5万円以上も25.4%と全体の4分の1を占める結果に。

報道資料より

また、2015年に国内旅行を計画する人のうち、54.4%が2014年の予算と同額程度、18.1%が増額を予定しており、7割超が旅行を前向きに検討しているようだ。一方、昨年度の年末年始に国内旅行をした人のうち30.2%が旅行予算を増額すると答え、その理由として「旅行予算は景気動向や増税に関わらず確保する予定」との回答が85.9%にも上った。 「増額する」とした人のうち、40.7%が「増額率10%以上」と回答。増額する要素については、「旅行目的地の変更」が 41.6%、「宿泊施設のグレードアップ」が36.3%、「食事内容」が32.7%、「旅行時期(高額となるピーク時も検討)」が31.0%と続いた。

報道資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…