JTB中部地区の年末年始販売状況、台湾3割増など近距離が人気、国内テーマパークは秋前の完売も

JTB中部は中部8県の2014年年末年始の旅行動向を発表した。JTBグループ各店の受注状況や、国内・海外の自社ブランド商品の予約状況などをもとにまとめたもの。全体的な傾向としては、12月29日を休むだけで9連休になるが、海外旅行の予約状況では近距離方面が人気。年末年始の設定よりも安い12月24日~28日の出発が好調であることから、節約志向で旅行をする動きが広がっていると指摘する。

人気の方面は1位グアム、2位ハワイ、3位韓国。また、訪日旅行者の需要増加により航空座席がとりにくくなっているなか、中部発着では台湾が30%増、シンガポールが25%増と2ケタ増の推移となり、日本発の需要も好調に推移している。

国内旅行に限ると、人気方面は1位東京ディズニーリゾート(TDR)、2位がユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(USJ)、3位が沖縄の順。伸びた方面・商品では関西方面が大きく、特にUSJの宿泊プランは152.0%増と好調で、9月で完売となった。TDRでの年越し需要も堅調で、7月末に完売しているという。このほか、北海道や九州方面も好調だった。

参考記事>>>

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…