訪日外国人数、直近12カ月をグラフで比較してみた 【タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシアの部】(2014年10月)

日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数を東南アジア4カ国(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア)の比較でみると、10月はタイが前年比29.5%増の7万9400人、シンガポールが同24.5%増の2万100人、マレーシアが同35.1%増の2万4000人、インドネシアが同15.2%増の1万2200人となり、4カ国すべてが9月に引き続き前年比を上回る結果となった。1月からの累計では、タイが前年比48.2%増の51万3300人、マレーシアが49.8%増の18万2500人となり、いずれも前年比大幅増で過去最高の記録となった。

10月単月でも4カ国すべてが過去最高を記録。JNTOでは、各国の伸びを支えた理由として、紅葉の季節に合わせたツアー商品が好調だったことに加え、政府系組織・企業系のインセンティブ旅行の成功があるとしている。また、シンガポールでは一部の旅行会社から国内手配価格の上昇を懸念する声があるものの、20~30代をターゲットとしたビジット・ジャパン事業による広告展開やキャンペーンの実施が下支えになったとしている。

直近12カ月の推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

関連記事>>

訪日外国人数、今年は過去最高1300万人程度見込みに、2014年10月までの累計1100万人突破 【比較グラフ】

(トラベルボイス編集部)

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…