KNT-CT、団体好調、海外旅行の減少を国内旅行と訪日がカバー -2014年10月

KNT-CTホールディングスの2014年10月の旅行取扱実績は、海外旅行が7.6%減の161億3886万円と前年を下回った分を、国内旅行の2.2%増の334億1883万円、訪日旅行の58.7%増の11億9408万円円がカバーし、総取扱額は0.5%減の514億3623万円と前年の微減にとどまった。

事業別では団体旅行が大型招待旅行や大会、職場旅行などの一般団体を中心に好調で、国内旅行は一般団体が11.7%増の44億5431万円、学生団体が27.4%増の76億1080万円と2ケタ増で推移。海外旅行は学生団体が前年に扱った大型の複数案件の反動で26.5%減の13億4040万円とマイナス推移となったが、一般団体は9.1%増の30億3222万円で大きく上回った。

ただし、個人旅行は企画旅行が不振で、国内は自社企画のメイトが10.2%減の58億1372万円、クラブツーリズムも6.6%減の108億1642万円と前年を下回った。海外旅行はラインナップを絞るホリデイが53.0%減の14億9596万円と落ち込んだ。クラブツーリズムは6.6%増の68億743万円と好調に推移。また、海外旅行は個人手配が5.1%増の34億5904万円と増加した。

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