外国人宿泊者数、ベトナム・フィリピン・中国が6割増 ―2014年第3四半期宿泊旅行統計・観光庁

観光庁は、2014年第3四半期(7月~9月)の宿泊旅行統計調査の結果(暫定値)を発表した。それによると、のべ宿泊者数は前年同期比0.3%減の約1億3555万人泊で、そのうち外国人は同25.7%増の約1154万人泊となり、2013年第2四半期から7期連続で25%を超える伸び率となった。また、のべ宿泊者全体にに対する外国人宿泊者の割合は8.5%となり、第3四半期としては調査開始以来最高を記録した。

のべ宿泊者数を都道府県別に見ると、1位は東京都(前年比2.4%増の1420万9890人泊)、2位は北海道(2.7%減の1038万6900人泊)、3位は大阪府(10.6%増の699万3240人泊)の順。大阪府のほかには徳島県が前年比13.1%増と2ケタの伸びを示した。

外国人によるのべ宿泊者数は、37都道府県で前年比増となった。伸び率が最も高かったのは高知県で前年比102.1%増。次いで山梨県の同95.9%増、滋賀県の同53.8%増、沖縄県の同49.2%増と続いた。のべ宿泊者数が最も多かったのは、東京都で340万2350人泊、次いで大阪府の145万8030人泊、北海道の117万9770人泊、京都府の97万4050人泊などと続いた。

国籍(出身地)別で見ると、1位は中国で前年比59.4%増の235万人泊(外国人全体に対するシェアは22.6%)、2位は台湾で同8.3%増の196万人泊(シェア18.9%)、3位は韓国で同11.3%増の109万人泊(シェア10.5%)、4位は香港で同8.1%増の81万人泊(シェア7.8%)となり、アジア4カ国で全体の6割を占めた。伸び率では、ベトナムの前年比69.6%増、フィリピンの同61.3%増、中国の同59.4%増、カナダの同44.2%増、オーストリアの同43.0%などが大幅増となった。 国籍別外国人のべ宿泊数とシェアは以下のとおり。

報道発表より

また、都道府県別の構成比を見ると、北海道での宿泊者数が多い国籍は上位から台湾(30%)、中国(23%)、韓国(14%)、東京では中国(21%)、台湾(14%)、アメリカ(11%)となっているほか、広島県は欧州(15%)、アメリカ(12%)、オーストラリア(11%)と、47都道府県で唯一アジア国籍以外が3位までを占めた。

客室稼働率(全国平均)は、シティホテルが79.1%、ビジネスホテルが75.7%、リゾートホテルが62.4%、旅館が40.4%となり、ビジネスホテルとシティホテルは、第3四半期(7月~9月)として調査以来最高の客室稼働率を記録した。

(トラベルボイス編集部)

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