米・ロサンゼルス国際空港、24時間運航の新交通システム導入、メトロとの接続も

ロサンゼルス国際空港(LAX)は、40億米ドルを投じて、空港アクセス近代化プログラムを進めていくことを決めた。新しい自動運転システムによる電車交通システムを導入し、新設されるレンタカー・センター、各交通機関の乗車/降車地点、現在計画中のメトロ・クレンショーライン96thストリート/アビエーション駅を結ぶ予定。このプログラムは、空港内のセントラル・ターミナル・エリアや空港周辺の一般道路の混雑緩和が目的。

新しい電車交通システムは24時間運行予定。セントラル・ターミナル・エリアにも3駅設け、各航空会社のターミナルへのアクセスをさらに便利にする。これにより、空港利用者の車の乗車/降車地点をセントラル・ターミナル・エリア外に設置することができるようになり、エリア内の混雑が緩和される見込み。

また、レンタカー会社を1ヶ所に集めるレンタカー・センターを新設し、交通システムと接続させることで、レンタカー会社までのシャトルバスが不要になり、フリーウェイへのアクセスも便利になる。LAXでは、これにより、レンタカーの利用促進につながると見ている。

空港アクセス近代化プログラムの環境調査は2015年1月から開始される。その後、2017年から建設が開始され、完成は2024年の予定だ。

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