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LCCバニラエア、2015年度の黒字化目指しネットワーク再編へ、国際線で拡大戦略

全日空(NH)グループは、LCC事業として展開するバニラエア(JW)を2015年度に黒字化することを目指す。収益改善を優先するために機材を増やすペースを遅らせ、収益性重視の路線展開をすることでネットワークを再編。また、国際線を中心とした事業規模拡大で2016年からは拡大戦略を図る。このほど発表された2014年~14年度のANA中期経営戦略に盛り込まれた。

バニラエアは、2015年2月1日、成田/高雄線にデイリー運航で新規就航したところ。LCCとして成田と高雄を結ぶ直行便は同社がはじめてで、同社としてはソウル(仁川)、台北、香港に続く4路線目の国際線になる。初便となる成田発JW121便の搭乗者数は127名で、搭乗率は71%だった。復路となるJW122便の予約率は98%(177名)。

2014年冬期の運航スケジュールは以下のとおり(3月28日まで)。

2015年夏期の運航スケジュールは以下のとおり。
【3月29日〜6月30日】

【7月1日〜9月30日】

【10月1日〜10月24日】