「道の駅」を経済成長戦略の強力なツールに、岩手・遠野市など全90か所をモデルとして選定 -国交省

国土交通省は地方活性化の拠点を形成する重点「道の駅」を選定した。経済の好循環を地方へ波及させる成長戦略の強力なツールと位置付け、優れた取り組みを選定し、重点的に応援していく。

重点「道の駅」に想定する機能は、地域外から活力を呼ぶ「ゲートウェイ型」と地域の元気を作る「地域センター型」の2タイプ。例えば、全国モデルに選定された群馬県川場村の「川場田園プラザ」は、人口約3700人の村に年間約120万人の来訪を作り出す「ゲートウェイ型」。一方、岩手県遠野市の「遠野風の丘」は、東日本大震災で後方支援拠点として機能するなど、広域防災拠点として高度な防災機能を分担する「地域センター型」の位置付けだ。

選定された道の駅は、全国モデル「道の駅」が6か所、重点「道の駅」が35か所、重点「道の駅」が49か所。各所の詳細については、国土交通省のホームページへ。


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