ANA、国際線旅客数が約5%増、欧州線は2ケタ増も利用率は6割下回る -2015年1月実績

ANA(NH)の2015年1月の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比4.9%増の57万8802人となった。羽田路線の拡大で有効座席キロは15.7%増となったが有償旅客キロは3.9%増と座席キロほどは伸びなかった。平均利用率は67.7%。

方面別では北米/ホノルル方面の旅客数が4.2%減の13万2199人と減少したが、利用率は唯一70.5%で7割を超えた。一方、ヨーロッパ方面は旅客数は12.4%増の5万1142人と2ケタを維持するも、伸び率は10%後半から30%増程度だった前月までの勢いが鈍化。利用率も60%を下回った。アジア方面は旅客数が7.4%増の39万5461人で、利用率は69.1%だった。

国内線の旅客数は前年比1.2%減の299万1256人。有効座席キロ3.9%減に対し、有償旅客キロは0.4%減とほぼ前年並みとなったが、利用率は59.2%。2014年度で4月の55.6%に次いで2番に低い結果となった。

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