京都丹後鉄道の鉄道事業再構築実施計画が認定、ウィラーが4月1日の運行実現へ

ウィラーアライアンスのウィラートレインズと、北近畿タンゴ鉄道、京都府や京丹後市など関係9自治体が申請した鉄道事業再生構築実施計画が、2015年3月11日に認定を受けた。これを受け、ウィラートレインズは第2種鉄道事業者として2015年4月1日を目標に、京都丹後鉄道の運行を開始する。

鉄道事業再構築事業とは、継続が困難または困難になると認められた鉄道事業を対象に経営の改善を図るとともに、上下分離の事業構造に変更することでその路線の輸送を維持する事業のこと。ウィラートレインズは京都の第3セクター鉄道「北近畿タンゴ鉄道」の鉄道施設や車両等を借り受け、運行を引き継ぐ。

なお、ウィラートレインズによると、これまで鉄道事業再構築実施計画の認定を受けた事業は計6件。2014年11月20日に地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一部改正が施行された後では今回が初めてだという。


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