JAL、東南アジア線・中国線が牽引しプラスに、欧州線は2ケタ減 -2015年2月実績

日本航空(JL)の2015年2月の国際線輸送実績は、旅客数が前年比5.5%増の62万9910人となった。有効座席キロ(ASK)4.0%増に対し、RPKは3.7%増で、需要と供給のバランスが良く、利用率は前月から5.7ポイント改善の77.6%となった。

方面別で見ると、旅客数は東南アジア線が12.0%増の25万2189人と好調。ASK8.9%増に対し、RPK13.2%増で需要が供給の増加を上回る推移となっている。中国線は26.6%増の11万511人。ASKは2.0%減と供給は絞られたがRPKは26.8%増で、利用率は78.8%となった。

一方、欧州線は16.1%減の4万3457人と低迷。ASKは4.7%減に対し、RPKは16.5%減となり、利用率は全方面で最も低い71.5%となった。グアム線、韓国線、オセアニア線も前年を下回ったが、利用率は7割台後半から8割台で推移した。

国内線は旅客数が5.6%増の236万8754人。ASKが6.3%増、RPKが4.2%増で、利用率は前月より4.6ポイント改善し、65.4%となった。

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