南アフリカの公式観光アプリ登場、GPS機能でネルソン・マンデラ元大統領の足跡をガイド

南アフリカ観光局は、2015年4月1日、旅行者がネルソン・マンデラ元大統領の足跡をたどることができるスマートフォンアプリ「Madiba's Journey」を公開した。「Madiba(マディバ)」の愛称で親しまれているは元大統領は、同国において民族間の和解や協調に多大な貢献を行った人物で、2013年に享年95歳で逝去。今回のアプリは元大統領の投獄からの解放25周年を記念したもので、昨年作成され人気を集めた観光ガイドにもとにマップネルソン・マンデラ基金の協力を得て開発された。

アプリでは、投獄地でありユネスコの世界遺産でもあるケープタウン沖のロベン島をはじめ27か所の観光地や写真、連絡先といった情報がリアルタイムで配信される。また、GPS機能を通じて現在地から近い観光コースを案内する「旅程作成支援機能」も搭載。クチコミを投稿できる機能も整備した。

なお、同アプリは英語版のみの提供。iOS版とAndroid版が用意されている。

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