パシフィコ横浜、MICE運営を効率化する施設内物流センターをオープン、ヤマトとの連携で

横浜市の横浜国際平和会議場が運営する「パシフィコ横浜」は、2015年4月1日、施設内に「パシフィコ ロジスティクス センター」を開設、ヤマト運輸との連携により展示会やコンベンションの運営を物流面からサポートする「ビル・タウンマネジメントサービス」を導入した。MICE施設として初の取り組みとなる。

パシフィコ横浜は、年間1000件以上におよぶ国際会議や展示会、イベントなどが開催される大型MICE施設。館内に物流センターを設けることで集荷や配達を一括管理できるようになるため、イベント開催前後の物品搬入出による周辺道路混雑を回避、イベント運営効率化につなげることができるようになる。

センターでは、全国からの発送されたヤマト運輸の荷物を近隣の物流拠点に集約すると同時に、荷物の配送状況を可視化して一元管理を実施。ヤマト運輸以外の配送業者による納品も取り扱うほか、搬入時の梱包資材を搬出時まで預かるサービスも特徴としている。また、常駐スタッフを置くことできめ細かいサポートに対応。来場者や出展者が手ぶらでイベントに参加できるよう、一時預かりサービスや、横浜など首都圏のホテルへの当日配送サービスも開始。訪日旅行者も便利に利用できるよう、外国語対応も可能とした。

パシフィコ横浜とヤマト運輸は今後も引き続き相互連携を強化し、グローバルMICE戦略都市・横浜の一員として施設利用者の利便性を向上させていきたいとしている。

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