顧客満足度ランキング2014、旅行部門は初調査のANAセールスが首位、「感動経験」分野ではクラブツーリズム7位 -サービス産業生産性協議会

サービス産業生産性協議会は、2014年度「JCSI(日本版顧客満足度指数)」調査の総合ランキングを発表した。同調査は2014年4月~2015年3月にかけて、対象の全32業種408企業を業種別に分けて計5回実施した結果を取りまとめたもの。総合ランキング1位は「劇団四季」、2位は「東京ディズニーランド」、3位は「宝塚歌劇団」となり、トップ3をエンターテイメント業種が独占した。

業種別に顧客満足を比較すると、1位「エンターテイメント」、2位「ビジネスホテル」、3位「シティホテル」の評価が高い。上位50位以内に多かった業種は「通信販売」で8社。旅行部門は「ANAセールス」の20位を筆頭に、「一休.com」(28位)、「ジャルパック」(29位)「JTB」(48位)の4社、航空関係では「シンガポール航空」(34位)、「スターフライヤー」(35位)、「ANA」、「JAL」(同率41位)の4社が入った。なおANAセールスは今回が初調査で旅行部門としては首位。上位35位までは以下の通り。

報道資料より

さらに今回は、JCSI調査で用いる6指標以外の質問の中から「感情指標」の評価結果も発表。「該当企業・ブランドを利用した際に感動するような経験をどの程度したか」で算出される指標で、1~3位は総合順位と同様だったものの、上位20位以内に旅行が4社ランクイン。「クラブツーリズム」(7位)、「読売旅行」(9位)、「阪急交通社」(10位)「一休.com」(14位)の順だった。航空分野は上位20位以内には入っていなかった。

報道資料より

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