【図解】訪日外国人数、直近12カ月をグラフで比較してみた ―韓国・中国・台湾・香港の部(2015年3月)

日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数を韓国、中国、台湾、香港4カ国の比較でみると、2015年3月は韓国が前年比39.6%増の26万8200人、中国が同83.7%増の33万8200人、台湾が同33.2%増の27万7900人、香港が同81.8%増の11万7200人となった。2014年7月以降9カ月にわたり4カ国すべてが前年比を上回り、3月として過去最高を記録。香港は単月ベースでも過去最高となった。

3月単月の状況についてJNTOでは、日本の桜シーズンに合わせて各国の訪日意欲が向上したことや円安傾向の継続が好調の要因とみている。さらに韓国では旅客船セウォル号の沈没事故から1年を迎え海外旅行需要が増加傾向となった。中国では免税制度が浸透した状況にあるほか、クルーズ船5便の寄港が約9000人の訪日客増につながった。台湾では日本の新しい魅力を訴求する旅行商品のプロモーションが奏功したうえ、2月に新規就航となった路線も拡大傾向を下支えとなった。香港でも訪日旅行の人気が継続しており、チャーター便利用による団体ツアーなどが好調だったほか、LCCの拡充により新婚旅行者で日本を訪れる層の取り込みにつながったとしている。

直近12カ月の推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

関連記事>>

(トラベルボイス編集部)

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…