スマホアプリが来店頻度を上げる、飲食店の事例から -ジャストシステム調査

ジャストシステムが実施した「飲食店や小売店の公式アプリと消費行動に関するアンケート」で、公式アプリの利用後に3人に1人(34.6%)が「来店や購入頻度が増加」と回答した調査結果が発表された。調査対象は、プライベートでスマートフォンを利用する20~40代の男女561名。

来店や購入頻度が増えた理由では「お得なクーポンが定期的に発行されている」が63.5%と最多。「ポイントがたまりやすい」(40.0%)、「キャンペーンが魅力的」(36.5%)を大きく上回っており、クーポンが来店や購入促進の有効な施策となっている。

ジャストシステム発表資料

一方で、公式アプリユーザーの73.5%が、クーポンの有無や内容に応じて当初の予定を変更。「単品から、クーポン対象のセット製品に変更」は32.2%、「クーポン適用期間まで、来店を延期」は31.0%、「同じジャンルで、クーポン対象商品に切り替え」28.0%などの回答もあった。

このほか、公式アプリの利用後の変化として、「その企業やブランドの情報を積極的に見る」(21.7%)、「その企業の商品を周囲に勧める」(15.7%)、「その企業やブランドの情報をSNSで拡散する」(15.4%)も上がった。これらのことからジャストシステムでは、公式アプリは購買意欲の向上に加え、企業や商品の認知向上や情報拡散効果も期待できるとしている。

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