各国大使や観光局トップが平和活動推進運動、キックオフイベントを開催

海外の在日観光局が組織する駐日外国政府観光局協議会(ANTOR)は、このほど発表した平和活動推進に向けた「ANTOR PEACE MOVEMENT 21」計画のキックオフイベントを開催したした。この活動は、観光産業が平和産業であるという認識のもと、国際観光の発展を深めることを目的にしたもの。当日は、初めて各国の政府観光局長や大使らが世界平和の発信に集まった。

この活動は、2015年1月1日に同協議会会長に就任した、クロアチア政府観光局日本・韓国支局長エドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏が長年検討していたもの。挨拶に登壇した片山氏は2020年をひとつの目標として平和を世界に発信していく活動への協力と賛同を求めた。

大使らが自筆で平和のメッセージを。
日本旅行業協会(JATA)から中村達朗理事長も。

今後、この活動で広く一般から平和に向けたメッセージを募集。世界各地で公開する計画で、秋に行われる旅行イベント「Let’s go 海外!」や「ツーリズムEXPOジャパン」、ANTORのウェブサイト、Facebookなどを通じて公開していく。また、平和の象徴であるハトをモチーフにブランドロゴを公開することでイメージ浸透を図っていく。

(トラベルボイス編集部 山岡薫)

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