東急電鉄・東京メトロ・ぐるなび3社共同で訪日外国人観光サービス、ANAや成田空港などの参画も

東京急行電鉄と東京地下鉄(東京メトロ)と飲食店情報提供サービス「ぐるなび」は、2015年6月18日、訪日外国人旅行者向けの観光情報サービスを共同構築する計画で基本合意した。

このプロジェクトは、政府による「2020年訪日外国人旅行者2000万人」および「東京、そして、日本ファン・リピーターをつくり上げること」を目的に3社共同にて進められるもの。外国人旅行者にとって利用価値の高い機能や情報を提供していくサービスを構築、さらにコンテンツ面で日本の文化や慣習を堪能できる仕組みも取り入れていく見通しだ。

プロジェクトでは、3社がそれぞれの強みを生かした役割を担当。東急電鉄は、全国で展開中の宿泊施設やリゾート事業の実績や経験を背景に観光地における宿泊施設のガイドサービスを提供、さらに駅や車内におけるガイドも行う。東京メトロは自社の鉄道網をベースに、駅や駅周辺、車内、自治体との連携などにより主に首都圏での情報提供を実施。また、ぐるなびは、全国の飲食店情報を訪日外国人向けの「食のガイド」として展開、東京を拠点とした催しものや買い物、レジャー施設などに関する情報発信も行っていくとしている。

また、同プロジェクトに賛同したパートナー企業として、以下7組織も参画を発表した。今後は各企業協議のもと、具体的な施策や構想を検討していくことになる。


参画企業一覧(50音順):

  • エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム
  • 京成電鉄
  • 京浜急行電鉄
  • 全日本空輸
  • 東京空港交通
  • 東京都交通局
  • 成田国際空港

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