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楽天、旅行先の現地アクティビティ仲介サービス「ボヤジン」を買収、インバウンド強化で

楽天は、旅行中の旅行者に体験・アクティビティーを仲介する「Voyagin(ボヤジン)」運営のVoyagin Pte. Ltd.株の過半数を取得した。Voyagin社は、現地の魅力を紹介したい個人(ホスト)がアクティビティーを企画し、旅行者(ゲスト)に販売できるC2C型のアクティビティー予約サービス「Voyagin」を運営している。

楽天は、「楽天トラベル」で7カ国語によるサイトを展開しており、訪日旅行分野に注力しているところ。「今回の出資を通じて、成長著しい東南アジアを中心とした訪日外国人向け事業(インバウンド)を強化してまいります」とコメントを発表している。

ボヤジンは、現在のところ個人間のアクティビティ仲介サービスを英語、日本語、中国語(簡体字・繁体字)で展開しており、アジアを中心に50か国・地域で約1700のアクティビティーを提供している。トラベルボイス編集部では、ちょうど1年前に高橋代表へのインタビューを実施しており、代表はオンライン旅行会社とのパートナーシップなどについて語っていた。

なお、今回の買収にかかわる楽天側の株式取得価格は非公開。今後の役員構成などについては、今後協議のうえ決定するという。

ボヤジンの会社概要は以下のとおり。