クルーズ船内の高速インターネットで無料化進む、ロイヤル・カリビアンがマジェスティ・オブ・ザ・シーズで

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は2016年春、マジェスティ・オブ・ザ・シーズ(7万4000トン)に大規模な改装工事を行ない、洋上で最速のインターネット「Voom」を導入する。Voomは洋上でも常時ネット接続が可能で、映画のストリーム再生やオンラインゲームなども、陸上と遜色なく楽しむことが可能。これをマジェスティ・オブ・ザ・シーズでは、乗客専用に無料かつ容量無制限で提供する。

このほか、同時期の改装では、ウォータースライダーやジャグジー、プールサイドの大型映画スクリーンも設置。カジノの刷新や、ドリームワークスのキャラクターによる「ドリームワークス・エクスペリエンス」も開始する。さらに、有料レストランも日本・アジア料理、メキシコ料理、貸切フォーマルダイニングの3店をオープンし、食のバラエティも拡充する。

なお、マジェスティ・オブ・ザ・シーズは2015年度をもってプルマントゥールへの移籍を予定していたが、ロイヤル・カリビアン・ブランドでの運航継続を決定。改装後は2016年5月27日から、ポートカナラベルを母港にバハマへのショートクルーズを運航する。これにあわせ、同コースへ配船を予定していたラプソディ・オブ・ザ・シーズは2016年12月3日から、タンパを母港に西カリブ海クルーズを運航する。

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