KNT-CT、国内旅行は全部門で前年並み以上、海外旅行は前年割れ続く -2015年6月

KNT-CTホールディングスの2015年6月の取扱実績は、国内旅行が前年比2.5%増の295億730万円と前年を上回ったが、海外旅行が15.3%減の132億6188万円と2ケタ減、外国人旅行は0.1%減の11億317万円とほぼ前年並みで、総取扱額は3.5%減の447億5395万円となった。

国内旅行は、一般団体が6.5%増の48億8081万円、学生団体が5.2%増の73億3206万円で、団体合計で5.7%増の122億1287万円と好調。企画旅行は名干支が0.3%減の43億3667万円でわずかに前年を下回ったが、クラブツーリズムが0.1%増の90億7522万円、その他企画もプラスとなり、企画合計で前年同の134億1859万円を維持した。個人旅行も1.3%増の38億7582万円で、国内旅行はすべての部門で前年並み以上となった。

海外旅行は団体旅行が前年に複数の大型案件を扱った反動に加え、取扱本数も減少し、団体旅行合計で前年比24.2%減の36億3733万円と厳しい結果となった。企画旅行はホリデイが9.9%減の12億2104万円となったが、取扱人数ではハワイは前年並みを維持、ミクロネシアでは大幅に増加したという。クラブツーリズムも感染症や政情不安による外的要因により、4.9%減の54億1172万円と苦戦。海外企画合計で5.9%減の66億4868万円となった。

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