国内旅行の総消費額が2割増の5.6兆円に、宿泊・日帰りともに2ケタ増で好調 ―観光庁2015年4~6月(速報)

観光庁の旅行・観光消費動向調査によると、2015年4~6月期の国内旅行消費額(速報値)は前年同期比18.3%増の5兆5922億円となった。

そのうち、宿泊旅行消費額は前年比19.3%増の4兆1086億円、日帰り旅行は同15.6%増の1兆4836億円といずれも2ケタの大幅な伸びを記録。国内旅行総計の伸び率がプラスを示したのは2014年1~3月期以降5期ぶりとなる。

国内旅行消費額の対前年比推移は以下のとおり。

観光庁:報道資料より

月別にみた消費額では2015年4月の国内旅行総計が1兆6062億円、5月は2兆3076億円、6月は1兆6784億円。宿泊旅行・日帰り旅行ともに月次でも前年を超える額を示した。

なお、2015年4~6月期の日本人のべ国内旅行者数は、前年同期比1.6%増の1億6678万人となった。そのうち宿泊旅行は8.5%増の8047万人、日帰り旅行は4.1%減の8631万人で、特に宿泊旅行者数に顕著な伸びがみられた。

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