東京・秋葉原で超小型乗り物のシェアサービス開始、車いす利用者などに無料貸し出しへ

不動産事業を行うNTT都市開発は、2015年10月1日より東京・秋葉原にて、新しいスタイルの乗り物「パーソナルモビリティ・WHILL」を使ったモビリティシェアリングサービスを開始する。

「WHILL」は、WHILL社が開発・販売する1人乗りの移動車で、運転免許がなくても使用可能。前輪に24個の小さなタイヤが設置されている構造で、その場で回転したり方向転換ができ、坂道や砂利道でも走行できる。

NTTドコモが開発・提供するシェアリングサービス用のシステムにより、WHILL本体には通信機能やGPS機能が搭載されているほか、遠隔からの制御機能もあるため、貸し出し中にも所在確認やバッテリー残量の確認もできるのが特徴だ。

サービス第一弾は、秋葉原の複合オフィスビル「秋葉原UDX 防災センター」を拠点に開始する予定。1回あたりの貸し出しは最大3時間とし、車いすを必要とする人や移動支援が必要な人を対象に、無料で貸し出す計画となっている。

WHILLの後方からみたデザインは以下のとおり。

NTT都市開発:報道資料より

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