"新"三大夜景に長崎・札幌・神戸が認定、夜景鑑定士4500人アンケートで選定

夜景観光コンベンション・ビューローが2015年10月9日に開催した「夜景サミット2015 in 神戸」で、「日本"新"三大夜景(正式名称:日本新三大夜景都市)」として、長崎市、札幌市、神戸市が認定された。全国約4500名の夜景鑑定士がアンケート形式で選定したもの。

アンケートで人気1位を獲得した長崎市では、稲佐山(いなさやま)、鍋冠山(なべかんむりやま)、グラバー園の3スポットが特に人気を集めたほか、協会のライトアップや長崎ランタンフェスティバルなどの取り組みが認められた。また、夜景ブランドの浸透に加え、ソフトとハードの両側面から観光集客につなげる活動が充実している点も一位となった理由となっている。

札幌市は、最近リニューアルされた藻岩山(もいわやま)のほか、大倉山や札幌テレビ塔が人気を集めた。また、駅上のホテルの客室からの眺望が良い点や、さっぽろホワイトイルミネーションや雪まつりなど、夜に堪能できるイベントが多い点を評価する声も多かったという。

神戸市は、安定的な人気を博す夜景都市。六甲山や摩耶山(まやさん)、神戸ポートタワーや神戸大橋のライトアップのほか、美しい湾岸の光景など、総合的な夜景力が認められた。

日本の優れた夜景スポットとして人気上位となったれた都市は以下のとおり。上位3都市が「日本"新"三大夜景」となっている。

  • 1位:長崎市
  • 2位:札幌市
  • 3位:神戸市
  • 4位:函館市
  • 5位:北九州市
  • 6位:大阪市
  • 7位:横浜市
  • 8位:東京都
  • 9位:京都市
  • 10位:名古屋市

夜景観光コンベンション・ビューローでは、3年に一度認定の更新を行う予定。今後も夜景を通じて日本の新ブランドによる夜景観光活性化を目指していきたいとしている。

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