北海道新幹線の特急料金発表、東京/函館は2万2690円に、4割引きの特別運賃も検討

JR北海道は、2016年3月26日に開業する北海道新幹線(新青森/新函館北斗間)の特急料金を国土交通省に申請した。今回は特急料金(自由席)の上限を申請したもの。認可後にこの範囲内で、各区間の特急料金やグリーン料金、グランクラス料金を設定する。申請した上限料金は以下の通り。

JR北海道発表資料より

北海道新幹線と東京/新青森間の東北新幹線の相互利用の場合、双方の特急料金やグリーン料金を合算することを予定。指定席特急券は全区間を通じて1席分の座席指定料金(520円:通常期)とする。例えば、東京/新函館北斗間の指定席特急料金は1万1130円(通常期・はやぶさ利用)、運賃を含めると2万2690円となる予定だ。

東京からの所要時間は約4時間10分で、現行(終点は函館駅)の約5時間30分から役1時間20分短縮となる。新函館北斗駅は函館駅から17.9キロ離れているため、アクセス列車として「はこだてライナー」も運行される。

また、北海道新幹線では早期申込みや列車、座席、インターネット予約などの限定で、「おトクなきっぷ」の設定も検討。割引率は4割引きとし、新青森間/新函館北斗の普通車指定席を4350円、運賃を含めた場合は7260円を想定している。詳細は決定次第発表する予定。

なお、開業準備に当たり、設備の最終切替確認作業を行なう都合上、2015年12月31日深夜から2016年1月2日早朝にかけて、青函トンネルを走行する津軽海峡線を全面運休する。特急「スーパー白鳥」「白鳥」、急行「はまなす」なども対象。

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