テレビ電話の通訳サービスが登場、タブレット活用で3か国語・日本語手話にも対応 ―凸版印刷

凸版印刷は、タブレット端末のテレビ電話機能を活用したリアルタイム通話サービスを本格始動する。iOSに対応したタブレットのTB電話機能で、日本語から英語、中国語、韓国語の3か国語に対応。言語を選択するとすぐにテレビ電話画面が起動し、ネイティブの通訳スタッフが登場する。また、日本語手話サービスにも対応するのも特徴だ。

同サービスは、通訳・翻訳サービスを事業とするプログレストとの業務提携で実現したもの。リアルタイム通訳サービスはプログレストが開発したもので、凸版印刷は代理店契約を締結した。これにより、商業・観光施設や流通、公共機関などに対し、店頭での多言語対応ソリューションとして拡販し、インバウンド関連事業を強化していく方針。2016年に関連受注を含め、約1億円の売上げを目指す。

なお、同サービスは本格始動に先立ち、すでに関西国際空港の国際線ロビーや免税店で採用されている。

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