USJがチケット不正転売の撲滅を徹底、転売が確認されると無効に -買占め額は約10億円

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)はチケットの不正転売および転売チケットの使用を徹底的に禁止し、転売行為の撲滅を目指す。2015年11月1日入場分から、転売が確認されたチケットはすべてQRコードの無効化などの実効的な措置を行ない、パークでの利用ができないようする。

不正転売されるチケットはスタジオ・パス、ユニバーサル・エクスプレス・パス、チェックイン・パス、特別観賞エリア入場券など。総額で約10億円分と予測されている。業者が発売時点で早々に買い占めるため、「買いたいチケットが買えない」「正規価格より不当に高い価格で取引されている」という事態が多く発生。なかには、正規価格の約7倍で取引が成立した事実もあるという。

こうした悪質な転売行為についてUSJでは、ゲストの犠牲の上に転売業者が不当な利益を得ていると糾弾。企業の社会的責任において、今回の措置により不正転売の撲滅を目指し、消費者の不利益をなくしていくとしている。

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