池袋エリアに外国人観光客誘致へ、西武グループの鉄道・ホテル・百貨店が連携

西武鉄道とプリンスホテルの西武グループ2社と、そごう・西武の西武池袋本店は、訪日外国人旅行者の誘致強化を目的に、池袋駅を中心としたエリアの観光地の魅力創出で協力していく。

西武鉄道では2015年10月30日、池袋駅に同社初の訪日外国人向け観光案内所「SEIBU Tourist Information Center Ikebukuro」をオープン。西武池袋本店では、免税カウンターや土産物店、海外発行のカード対応が可能なATMを集約したインバウンドコーナーと化粧品売り場を隣接してオープンする。これに向け、合同研修や観光、宿泊、ショッピングの情報共有を行ない、池袋駅を起点とした西部線沿線への訪日外国人旅行者を誘致していく方針だ。

一方、11月2日にリニューアルオープンするサンシャインシティプリンスホテルと西武池袋本店が協力し、ホテル滞在客向けに両施設間のシャトルバスを運行。購入品をホテルに届けるサービスを行なうほか、ホテル内には買い物優待引換券付きのガイドマップを設置し、池袋滞在の魅力向上に取り組む。

さらに、池袋の街の案内や西武池袋本店の特徴、西部線沿線の観光地情報をまとめたパンフレットも、同デパートが中心となって作成する。

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