東京・お台場で観光案内するアンドロイド登場、年内に観光案内所でデビューへ ―東芝など

東芝と三菱地所リテールマネジメント、東京都港湾局はこのほど、3か国語を話すアンドロイド「地平(ちひら)ジュンこ」を共同で発表した。

東京・お台場のショッピングモール「アクアシティお台場」で2015年10月23日から2週間限定で公開された後、12月に開設予定の観光所で本格デビューを行い、日本語・英語・中国語にてイベント情報や店舗案内などを担当する予定だ。

「地平(ちひら)ジュンこ」は、東芝独自の音声合成技術を搭載したアンドロイドで、姉にあたる「地平アイこ」に続く2号機になる。年齢は26歳、身長は165センチ。6月(June)生まれであることと、姉の名前に含まれる「アイ(i)」に続く「j」という意味から「ジュンこ」と名付けられたという。

この取り組みは東京都臨海副都心おもてなし促進事業の一環として進められているもの。現時点では自己紹介のプレゼンテーションや店舗案内などが中心となるが、2017年内には、観光客が話しかけた質問に3か国語で回答できるように進化し、引き続き増加が見込まれる外国人旅行者に対応する見通しとなっている。

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