日系OTAのエボラブルアジア、IATA公認代理店の認可取得で航空券発券が可能に、6.4億円資金調達も

エボラブルアジアは国際航空運送協会(IATA)の公認代理店の認可を取得した。これにより、約250社のIATA加盟航空会社の航空券を自社で発券できるようになった。同社ではIATA公認代理店の認可取得により、従来以上の信頼を獲得できると期待している。

なお、エボラブルアジアによると、同社の規模は日系OTAにおいて国内5位。国内航空券を中心に、旅行商材の比較サイトの運営、旅行コンテンツのOEM提供、旅行商材の卸売、法人向け出張サービスの提供をしている。また、IT分野でオフショア開発事業も展開しており、東南アジアでは同分野において最大の日系企業だとしている。

なお、同社はこのほど米・投資ファンドFenox Venture Capital社と日本たばこ産業株式会社(JT)、ヒトトキインキュベーターから、 総額約6.4億円の資金調達を実施( 第三者割当増資と株式譲渡を含む)。今後は、海外展開、 訪日外国人向け旅行事業の規模拡大など 事業のグローバル展開でスピード加速を目指すという。

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