堀江貴文氏の「テリヤキ」と「ホットペッパー」が飲食店予約で連携、タビナカ利用にも期待

リクルートライフスタイルが運営する飲食店予約「ホットペッパーグルメ」とグルメのキュレーションアプリ「TERIYAKI」が連携する。「TERIYAKI」は、“本当にうまい店が探せるアプリ”として、ホリエモンこと堀江貴文氏がプロデュースするグルメ情報アプリ。今回の連携は、同アプリに予約ボタンを設置し、ホットペッパー掲載の店舗ページで予約ができるようにした。まずは100店舗からスタートする。

両社の連携を発表する記者会見で、堀江氏は「ほとんどの美味しいお店はネット予約ができない。カード決済ができない店も多い。」として飲食店の実状を語る。そんななか、最終的には同アプリ掲載のすべての飲食店予約を可能とする目標を持ち、ユーザーにも店舗にも優れたサービスに成長させていきたい考え。


IMG_1290同アプリは、日本国内・海外都市のレストランに対応。堀江氏は、このアプリをグローバル展開していく考えで、日本の飲食店なら日本人や訪日外国人の利用、海外の飲食店なら外国人の利用や日本人の海外旅行で利用してもらうことを視野にいれている。多言語化も進めていく予定で、堀江氏は「英語、中国語、スペイン語、日本語の4言語で展開したい」考え。また、「旅行中にもぜひ活用してほしい」とタビナカの利用にも期待を示した。

ホットペッパーグルメのネット予約は、年々増加を続けているところ。2014年に2500万人を超え、同プロデューサー南裕樹氏は、成長の理由を簡単であること、24時間いつでも利用可能であること、ポイント付与の3点を挙げる。スマホの普及も後押ししており、2015年はスマホ率が75%を超えたという。南氏は、「この流れはさらに進む」とみており、今回の連携でユーザーの選択肢を増やせたことに自信を見せた。

プレゼンテーション資料より

まだ、連携としては、リクルートライフスタイル運営のウェブマガジン「メシ通」に「TERIYAKI」のキュレーターが記事を執筆するなども行う予定。

なお、今回のネット予約対応を記念した特別企画として、TERIYAKI内8店舗の「裏メニュー」をネット予約者限定で提供する。裏メニューは、堀江氏が日ごろ通うは飲食店に“無茶ぶり”してリクエストして作成してもらったもの。こうした企画で、飲食店を初めてネット予約をする新規ユーザーも取込みたい考え。この企画は、2016年1月30日まで。

トラベルボイス編集部 山岡薫

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