補正予算で観光地創造の公募スタート、食・農業体験・農山漁村風景などで取り組む地域を対象に ―観光庁

観光庁は2016年1月20日、「食」「農業体験」「農山漁村風景」などを通じて観光振興に取り組む地域の公募を開始した。

この取り組みは2015年度補正予算の活用による「観光地魅力創造事業」として推進されるもの。観光資源を生かした地域づくり施策に加え、マーケティング、外国人受け入れ環境整備、二次交通の充実といった観光振興施策を対象に一体的にサポートする。

個別事業としては、例えば「滞在コンテンツの充実・強化」による着地型旅行商品の造成・販売、地産地消の推進、ガイドの育成などが対象となるほか、「来訪需要の喚起」分野では一元的な情報発信や予約システム構築、宿泊施設の魅力向上、地域版MICEの推進検討も対象となる。そのほか、観光案内所の機能強化などを含む「来訪者の利便性向上」や、多言語表記やWiFi環境整備などを対象とする「外国人受け入れ環境整備」が挙げられている。

応募にあたっては、市町村や複数の民間業者で構成する協議会組織の存在が必須。また、関係者との連携や継続性、対象エリアの具体性や実施体制が明確になっている必要がある。

募集は2016年1月20日から2月12日17:00まで。事業概要や公募要領や申請書は以下から入手できる。



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