ラグビーW杯2019、東京の経済効果は約824億円、宿泊・交通など消費支出は207億円に

東京都はこのほど、「ラグビーワールドカップ2019」の東京開催分の経済波及効果を約824億円と発表した。これは、東京会場が新国立競技場から東京スタジアムに変更になったことを受けて再度試算したもの。その結果、2014年10月時点の推計値(約866億円)より約42億円減となる見通しとなった。

経済波及効果(生産誘発額)推計では、最新の東京都産業連関表を用いて第2次間接波及効果までの分析をおこなった。分析対象期間は2015年4月から2019年の大会終了までで、対象エリアは東京都内。東京開催の5試合分をもとに試算している。

算出にあたり、需要増加額は合計約534億円と推計。おもな内訳は「大会運営費」が178億円、「大会参加者・観戦者の消費支出(宿泊費、交通費、飲食費、買物費など)」が207億円、「家計支出(関連グッズやテレビの新規購入など)」が59億円とされている。

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