中国大手検索「バイドゥ」がお墨つきのロゴ作成、訪日中国人向け販促で -検索ランキング上位製品に

中国最大手の検索エンジン「百度(バイドゥ)」とeマーケティングのオプトホールディングス、同傘下のソウルドアウトは、インバウンドマーケティングで提携し、訪日中国人旅行者向けの販促施策「百度クレジット」を開始した。バイドゥの検索キーワードのランキングデータをもとに、「中国人消費者検索ランキングNo.1」などの認定ロゴを付与した販促物を作成し、中国人旅行者の来店や購買を促すもの。

特定期間における検索実績について、例えば家電製品には家電カテゴリでランキング1位だった製品に対して、「○○年○月 中国人消費者検索ランキングNo.1※百度調べ」の表記と認定ロゴの掲示を可能とする。

中国人観光客の95%は訪日前に旅行中の買物リストを作成しているが、買物リストにない商品を店頭で直接見て買ったという人も87%と約9割に及ぶ。その購入決定に作用したメディアが「店頭からの情報」「店頭POP」といわれているという。

まずは春節のピークに向け、リサイクルショップ「コメ兵」が新宿、銀座、心斎橋、キャナルシティ、名古屋の5店舗で販促物の設置を開始。2016年末までに100社でのサービス導入を目標としていく。

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