JTB、外国人の富裕層向けに都内で桜鑑賞ツアー発売、日帰り一人2万9800円で

JTB首都圏の高品質旅行店「ロイヤルロード銀座」は、訪日外国人観光客向けに都内での桜鑑賞の新ツアーを発売した。訪日外国人に人気の桜鑑賞だが、特に混雑する中を歩くことを好まない富裕層から要望の多い、「人込みを避けてゆったり鑑賞したい」というニーズに対応したもの。

日本さくらの会が指定する「さくら名所100選の地」から厳選した3か所を、船上またはカフェから鑑賞するもので、このうち隅田公園の桜は特別チャーターのラグジュアリーボートで鑑賞。このほか、「ホテル椿山荘東京」の桜の咲く庭園を見渡せるレストランでの和食コース料理の昼食や、千鳥ヶ淵では二期リゾートが運営するカフェから桜を鑑賞する。各観賞場所まではハイヤーを利用するほか、千鳥ヶ淵では希望に応じて英語ガイドが遊歩道を案内する。

ツアーは2016年3月28日、30日の2出発日で、旅行代金は1人あたり2万9800円。29万8000円で10名以下の貸切にも対応する。

なお、JTBロイヤルロードでは訪日外国人観光客を対象に、申し込みから帰国までを選任コンシェルジュが英語でサポートする「グローバルラウンジ」を設置している。オーダーメイド旅行の案内が中心で、取扱人員は前年比10%増で推移しているという。

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