千葉・佐倉市がWi-Fi環境整備、観光紹介サイトや拡張現実(AR)コンテンツも

千葉県佐倉市は2016年2月から、公衆無線LANサービス「SakuraCity_FreeWiFi」の提供を開始した。環境整備はNTT東日本が担当。アクセスポイントの設置のみならず、市内の観光情報を提供するポータルサイトをはじめ、動画や拡張現実(AR)技術を使ったコンテンツ展開をおこなうもの。

「SakuraCity_FreeWiFi」のアクセスポイント設置数は13か所。JR佐倉駅前観光情報センター、佐倉市観光協会、佐倉順天堂記念館、佐倉ふるさと広場など、主要観光拠点が対象だ。京成佐倉駅前観光案内所やJR佐倉駅前観光情報センターでは、外国人旅行者向けには、2週間接続可能なIDとパスワードを提供する。

接続時は観光紹介サイトを自動的に表示する。日本語のほか英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語で市内の公共施設案内やWi-Fiアクセススポット地図などが提供される。

また、該当する公共施設にある展示物やポスターの写真をAR対応の専用スマホアプリ「pictuAR(ピクチュアル)」で撮影すると、特別な説明動画が閲覧できる仕組みも提供。現地の異なる季節の光景や限定公開される建物内の様子などが画面上で確認できる。

なお、今回のWi-FiサービスではNTT BP社が提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」に対応。一度利用登録をおこなうと、日本全国で約14万あるアクセスポイントを利用できるようになる。

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