宮崎シーガイアに新コンセプトの個室温泉、小山薫堂氏の提唱する「湯道」で1日3組限定

宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾートは2016年3月1日、施設内に個室温泉「おゆのみや」を開業する。放送作家・小山薫堂氏が提唱するお風呂を極める道「湯道(ゆどう)」をコンセプトとした公認施設第一号となるもの。 ※画像は「湯道」の作法解説からの抜粋

「湯道」とは、日本独自のお風呂文化を活かして発足されたプロジェクト。例えば茶道のように、さまざまな道具を用いた作法・所作と入浴手順が決められている。同施設の空間は、テレビ番組「小山薫堂 東京会議」(BSフジ)を通じて複数の専門家で検討。正しく湯道を体現するスペースに仕立て上げた。

開業に先んじてとりおこなわれた開湯(かいとう)の儀式では、京都・大徳寺 真珠庵の山田宗正和尚の手による「湯道温心」の"お軸"を掲示。湯道具には、宮崎独自の工芸品や作品などが利用される予定だ。

利用料金は、ラグジュアリー・グランデ宿泊者は無料。シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの宿泊者は1万1260(いいふろ)円、日帰り入浴プラン(客室休憩付)は2万1260円。1日3組限定で、電話予約制となっている。


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